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もののけ姫のmaruchanのレビュー・感想・評価

もののけ姫(1997年製作の映画)
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🇯🇵

はじめて観たのは小学生の頃、劇場で。首が飛ぶのと、赤紫とみどりの謎な液体がただただ怖くて、映画館で観られるのは貴重なのことだったのに、早く終わってくれぇと思っていたのをよく覚えている。

次に観たのは、7年ほど前。屋久島の苔むす森を訪ねる前に、他のジブリ作品に凝っていたこともあって、旅の予習をかねて小さなテレビで観た。

2度目は最後まで夢中に観た。小学生の頃と受け取り方に変化があったことに、当然といえば当然だけど、嬉しく感じた。
この作品をまたいつか劇場で観られたらいいなぁと思った。

それが叶った。

大きなスクリーンで観るもののけ姫、伝わってくるものがズーンっとあった。
いまの時期だから尚更考えさせられる。

アシタカの人間性に背筋がのびる。アシタカとサンのやりとりが切ない。

サンがヤックルのハミをとった後に、次のタイミングについてるのはまたサンがつけてくれたのかな。

また時間をおいて見返したい。





📝
石田ゆりこさんってこと、また忘れていた。
森光子さんは、あの銃をつくっているところで寝込まれている方なのか。
序盤のアシタカの決意。
アニサマに渡したペンダントきれい。見送りは禁じられている、お仕置きはうけます。
そうだ、アシタカは山でふたりの負傷者を助けたんだ。
その一人の奥さんがトキ。
トキのキャラクター。
あの下駄を履いた癖のある顔のおじさんの集団のことがいまいちわかりきっていない。いけすかないことを企み続けていた。
弱いものに手を貸すんだよ。
犬から、アシタカが背に乗ることを許した。アシタカからは言わなかった。
あの銃にも植物を生えさせてくれて、それでも打ってしまうってわかってたけど、辞めてくれって強く思った。
人間の手で返したい。
アシタカのことは好きだ。人間は許せない。
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