このレビューはネタバレを含みます
「獅子神の森と多々良場、双方生きる道はないのか?」
人間は生きる為に木を切る。
森は破壊され、森の住人達は人間を排除する。
現代にアニミズムの視点から環境破壊をする人間に一石を投じた作品。
自然への畏怖を忘れてはならない。
明日を生きる為に木を切り過ぎない。
切ったら植える。
簡単なこと。
そして人間も森の一部である。
死ぬことは怖いことではなく、自然とまた一緒になる変化のひとつ。
糸井重里さんの有名なキャッチコピー「生きろ。」
確かにその通りなんだけど、生かされていること、また自分もその一部であることを忘れちゃならん。