キャサリン子

もののけ姫のキャサリン子のレビュー・感想・評価

もののけ姫(1997年製作の映画)
4.2
「一生に一度は、映画館でジブリを」ってイベント中ってことで暇なので行ってきました。

正直、ジブリは苦手なんですよ。
「トトロ」や「魔女の宅急便」くらいしか面白いと思わないんだけど、みんながみんなジブリを評価してるからジブリ苦手っていうとまるで非国民のように揶揄されるし、そもそもあのワチャワチャした感じがどうも好みじゃないんですよね(好きな人ほんとごめんなさい)

けど、この作品にいたっては前言撤回します。
冒頭から壮大な演出に胸が震えて涙が出ました。
まず、音楽が素晴らしい。
と思ったら、久石譲かぁ!

そして、映像もとても美しい。
森の描写は鳥肌立ちました。
スタジオジブリのプライドを感じました。

テーマは、「人間と自然界の共存」。
ディズニーアニメファンの私でも、「愛や夢は全てを救う!」みたいなテーマばかりのディズニーよりもよっぽどこの作品は心に刺さりました。

本作は私が高校生の時の作品ですが、名作は色褪せないしいつ観ても感動するということを改めて思わされました。
このイベントに感謝します。

イベントが終わらないうちに、次回は「風の谷のナウシカ」に挑戦します。
ジブリアレルギー克服できるかしら?と期待を込めて。
キャサリン子

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