僕の考えた最強の設定映画
俳優さんの力で引っ張る映画
美しい映像を純粋に楽しめる人にすすめたい
出演者のファンの方には全力ですすめたい
俳優さんに対しては満点を差し上げたい
(2.5)はあくまでも作品本編に対しての個人評価です
ホニさんが観たくて観に行った
前情報がポスター写真のみだったので、「17歳の女子高生が沖縄でひと夏の恋を経験するラブストーリー」くらいのイメージで観に行ったら全然そういうんじゃなかった
いい意味でストーリーに裏切られて、そこはとてもよかった
ただ、細かい設定やエピソードが作中に盛り込まれすぎていて、終始うまく消化できないまま終わったので(-1.5)
「これ必要か?」と現実に引き戻される箇所が多すぎた
全10巻の漫画を2巻、5巻、6巻、10巻…と飛び飛びに読んでいる気分だった
本編に情報が多いのは問題ないけど、登場人物たちが彼らの人生を懸命に生きているし、ワンシーンごとの演技力が生む迫力は素晴らしいのだけど、それに没入するための情報がいつまで待っても来ないのは観ていてつらかった
作中に出てくる「映画の嘘」が下手すぎて何度も現実に引き戻されたので(-1)
おそらく予算や期間の都合だと思うけど、脚本(単語の選び方、直訳したような言い回しなど)や小道具などがツッコミどころ満載だった
「こういうシーンを観せたいのだな」と伝わってくる印象的なカットは随所にあり、美しかったり儚かったりとても記憶に残るものだった
沖縄の雄大な景色、そこに生きる登場人物たちを大きなスクリーンで観られてよかった
薄幸のヒロインや青年が好きな人も楽しめるんじゃないかと思う