FukiIkeda

セブンス・コンチネントのFukiIkedaのレビュー・感想・評価

セブンス・コンチネント(1989年製作の映画)
4.3
薄っぺらいマテリアルワールドの日常。
人は何をもって幸せというのか。
スクリーンいっぱいに映し出される接写カットは客観的に物質的なものの無意味さを現実社会にいる観客側に問いかけられているようで、特に破壊的破滅的シーンになると感じたことのない不安と興奮を覚え、日々、いかに自分が何かに囚われているのかということを感じずにはいられずに、ハラハラドキドキ感で落ち着きがなくなってしまう。終始不穏。
ある意味、トラウマ映画になりかねないかも。
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