ハネケ監督らしいといえばそう。
母の死で、弟のうつを助けた妻。夫もそれを助けそして上司との軋轢。世の中は国を挙げた紛争の準備のようなニュースが流れている。大人になると世の中の嫌なところも見えてきて笑顔も出来にくい。感情を内に秘めながら病んでいったのか、彼らは病んでいるのではなくこの世からおさらばする方がハッピーなことなのか、この世に生きていれる人が主人公には異常なんでしょう?
娘はどのへんで覚悟をしたのかなと見直しした。
自分たちの痕跡を消したくて、破壊をしたのかな?
遺書と死亡時刻だけ残した。
お金、貧しい人にあげればいいのに、トイレが詰まっちゃうなどと余計な思いも。50万現地通貨をトイレに流した?
生きてるのが苦痛だったんでしょうね。そういう人は多いはず。でもできないし、世の中自殺は良くないとなっている。いろいろ考えさせるハネケ監督らしい映画