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フライング・タイガーのGaPToothのネタバレレビュー・内容・結末

フライング・タイガー(1942年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

日中戦争下で蒋介石率いる中国軍に肩入れして戦う米国フライング・タイガース(中国援助アメリカ志願航空隊)たちの話。

お調子者ウディの遅刻のせいで、飛行禁止処分になっていたハップが戦死。
ジム・ゴードン隊長からも仲間からも信頼を失ったウディが叱責を受けている時...日本による真珠湾攻撃(1941年12月7日)のニュースが発せられる。ついに開戦。そして...

うーむ。命懸けで飛び込んだウディの気持ちも分からなくはないけど、あんな責任の取り方は...(-""-;)アカンヤロ。

もう明らかなプロパガンダ作品。
フライング・タイガーに対する蒋介石の感謝の言葉で始まっている。
今では「真珠湾攻撃は奇襲じゃなかった」と証明されているんだけど、執拗に「奇襲だ!奇襲だ!」って言ってるし。
例の"置き去りにされた赤ちゃん泣いてます写真"の元ネタ映像も|д゚)チラッと出ている。
あれね、"わざと赤ちゃんを置いて泣かせている写真"も存在してるんだよね。
で、その前後の写真には"笑顔で父親に抱かれる赤ちゃん"が写ってるから(笑)

空中戦はバリバリの特撮と記録映像を繋いで編集しているんだけど、同じ日本兵の映像が何度も使い回されているから「お前はさっき死んだはずじゃ...?」ってなる(笑)
またパラシュートで降下する米兵を撃ち殺す日本兵とか、絶対に無いことまで描写してるし。
もう酷い酷いヾ(≧∀≦*)ノ〃
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