迎え撃ち系西部劇の傑作、というかリオブラボー。
西部劇特集5作目
もはや前置き不要のハワードホークス×ジョンウェイン。
ちなみに明日はお久しぶりジョンフォード監督を予定しています。ええ、またです。
しかし主演がヘンリーフォンダ。ようやくジョンウェイン輪廻を抜けるね。泣けるで。
さて、エルドラド。
とある街で繰り広げられる水道利権を巡るイザコザ。
そこに巻き込まれた主人公一派vs成金牧場主率いる腕利きガンマン達による、いわゆる迎撃系西部劇。
いわゆるのかどうかは知らんけど。
あと関係ないけど、水道利権を巡る争いってワクワクする。
「チャイナタウン」を思い出させるからかな、いずれにしてもいつの世も人にとって水は欠かせない資源なんですね。
話を戻して、まずは主人公一派の内訳を。
率いるはお馴染み、古き良きジョンウェインで、そのほか見込みある青年ミシシッピくん、酒浸りの元早撃ち保安官に、コメディリリーフ枠おじいさん。
最近どっかで書いたなこの文章。
これ、あれやな。
リオ・ブラボー。約リオ・ブラボー。
自分でも相当気に入ってしまったのか、ハワードホークス。
中盤の刺客を追っての酒屋の一幕なんかは完全にセルフトレースしとる。まあ、何回観ても面白いから観るけど。
そもそも悪役収監からの防衛戦というプロットもそのまんまやないか。
いや、面白いから観るけど。
そして人質交換と最終決戦からの大団円と、まあ、これリオ・ブラボー。
まあ結局ちゃんと面白いし、比べてアクションがちょっと変化してたりとしっかり楽しめる傑作でした。
ただやっぱり、ここまでリオ・ブラボーやるなら銃の投げ渡しアクションみたかったな