このレビューはネタバレを含みます
裏切り者二人に手を下し逃走を図る3人のギャング。
田舎への逃走中、立ち寄った店の女性店員に恥辱を浴びせた彼等は
人気のない荒れ地にぽつんと佇む一軒家へと向かうが…
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ネタバレになるので
↓ 作品が気になる方は閲覧しない方がいいです。 ↓
監督自らもギャング役で出演している作品
青い砂嵐の画面
藁に滲む踏みつぶされた生卵
廃人のような車椅子の老人と彼の世話をする無気力な孫娘
過激な描写があるわけではないけれど
終始漂う倦怠感と気持ち悪さ。
とても地味で気怠く暗い雰囲気の作品ですが
こういう「雰囲気重視」の作品も好きなため高評価。
しかしながらホラー特有の描写や緊迫感など
そういったものを重視される方にはお勧めしません。