すとんこ

アーノルド・シュワルツェネッガーのSF超人ヘラクレス/アーノルド・シュワルツェネッガーのヘラクレス/アドヴェンチャー・オブ・ヒーローのすとんこのレビュー・感想・評価

3.5
ゼウスの子・ヘラクレス(アーノルド・ストロング)が下界で好き放題暴れまくるって話☆

かつてVHSレンタル華やかなりし時代、「コマンドー」「プレデター」「バトルランナー」とシュワ要素にズブズブに浸かっていたわたくしですが、本作のパッケージを見て「無いわぁ」と鑑賞を避けていた本作、Amazonprimeにあったので、意を決しての鑑賞です。

天上界オリンポスでの退屈な生活にウンザリなヘラクレスが下界に行きたいとパパゼウスに懇願するも、即却下。そんなことで引き下がるはずもなく、制止を振り切って下界へダイブするヘラクレス。

途中、旅客機の横を通りすぎてオバハンの度肝を抜きつつ、漁船にひろわれ、船長に「名前は?」と聞かれ、
「僕はヘラクレス、父親はゼウス」
と答える彼を″脳足りん″と秒で判断して「よし、ヤツを二等水夫にしよう」という船長。
会話の通じないっぷりが微笑ましいですね。

その後も、世間知らずといいますか、人間界知らずのヘラクレス君があっちこっちで好き放題の暴れ放題。

そんな好き勝手をパパゼウスは許すはずもなく、罰を与えるために使いを送ります。

ナニがそんなにダメなのかよくわかりませんが、とにかく、ダメダメの一点張りのパパゼウスに対し、ヘラクレスをかばう周囲の者たち。愛されてるのか、甘やかされてるのか、ま、両方なんですけど、天界でも人間界でも奔放に振る舞うヘラクレスに周囲はタジタジ。

人間界での好き勝手のやり放題に飽きたのか満足したのか、「パパ、ゴメン、オレ帰る」っと、セックス後に急に覚めちゃって女置いて先に帰る男の如く、天界に帰還するヘラクレス。

若き日のシュワちゃんの肉体美、王道の異文化ディスコミュニケーション・コメディとして楽しめる一本(* ̄ー ̄)☆



○キャスト○
ヘラクレス:アーノルド・ストロング
プレッツィー:アーノルド・スタング
ゼウス:アーネスト・グレイブス
教授:ジェームズ・カレン
ヘレン:デボラ・ルーミス
ジュノ:タニー・マクドナルド
ロッド・ネルソン:ハワード・バースタイン
メリクリウス:ダン・ハミルトン
ネメシス:テーナ・エルグ
プルート:マイケル・リプトン
サムソン:マーク・テンドラー
アトラス:デニース・ティネリーノ
ヴィーナス:エリカ・フィッツ
モンストロ:トニー・キャロル
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