このレビューはネタバレを含みます
ビル群ごとセットとして作り上げたとの事で、やたらとスケールがデカ過ぎる。(賞賛)
見所は言わずもがな映像美。直線と曲線の交錯。
モダンでシンプルなコンクリートとガラス、既製品なのか流行なのか皆一…
ミシェル・シオン『映画にとって音とはなにか』をきっかけに鑑賞したので、スクリーンのなかでどのように音が扱われているのか、どういった機能を果たしているのか、という点に視点を絞って観ることになりました。…
>>続きを読む1967年に製作されたジャックタチ監督作品。色彩演技建造物、細部に至るまで恐ろしい程のこだわりを持って作られていて、シュールな前半部分と、わかりやすい喜劇の後半部分の2部構成で出来ている。
個人的…
大傑作であった。人の営みを群としての人にフォーカスして音楽と身体的な動きで愛しく描き出す。ほとんどセリフはなく、またあっても物語において決して重要でないため、サイレント映画(効果音は必須だけど)のよ…
>>続きを読む▪️Film Diary
🖋本年鑑賞数 :2021-421 再鑑賞
🖋#死ぬまでに観たい映画1001本 441/1001
🖋ただただ、少しのクスッとした笑いを重ね続けながらの124分。観終わっ…
こんな映画初めて
普段はエキストラと呼ばれる全ての人々が主役かのような面白い作品だと思った。奥の方からコツコツと音をたてながら歩いてくる人、隣室同士の様子、バスに乗り込む人々。一人一人の行動を人間…
モダニズム建築・都市について示唆的な一本。ガラスの透明性や反射を敏感に捉えている。また『ぼくの叔父さん』同様、舞台装置としての建築・建具・家具の利用が徹底的に考え抜かれていて、建築を考える上でのヒン…
>>続きを読む《新世紀修復版》
(ジャック・タチ映画祭) 映像だけで笑わす洗練された極上のギャグが画面のあちらこちらでゲリラ的に展開し、一瞬たりとも目が離せない。一回見ただけではその全てをとても味わい尽くせない……