🔨🔨トンカチ(&鎖)映画 に間違いなし🔨🔨
ざ・骨太映画!!
タイトルに〝帝王〟を冠するのにふさわしい映画。
北に向かう列車1本、こんなに面白い映画ができあがるとは!トンカチは人の頭をかち割るためにある。鎖は、人を陥れるためにある(いぢわるな鎖使用法)。列車の屋根は、人が歩くためにあり、列車の下は、人が横になるためにある。本は腰に入れるクッションとなり、線路に油を塗る道具ともなる。鶏や七面鳥は、乱暴に振り回されるためにある(違う)。
最後の方は、『地獄の黙示録』のようにも思えてくる。運んでいるものは狂気だ。この列車は、運命共同体を乗せた1隻の船のようにも思える。不意打ちにあい、傷を負ったり命を落としたり。意地と意地のぶつかり合い。執念と執念の激突。顔面と顔面のほとばしり。車掌としての矜持と、ホーボーとしての矜持。なぜそこまで?と彼等に問うのは不要。
オールロケ?景色も何もかも凄すぎる。いろんなポイントで、それぞれの群衆というのか、賭けをしたりはやしたてたりと、そういった数多の人々の存在も、えらく効いていると思うのです。ざ・お美事!
時期:1933年
場所:大恐慌下のアメリカ
ポートランドへ向かう列車19号
対決:①無賃乗車を断じて赦さない車掌
v.s.
②無賃乗車のプロ中のプロ
(失業者をホーボーと呼ぶ)
役者:①のシャックを演じるのは
アーネスト・ボーグナイン
②のA・ナンバーワン役は
リー・マーヴィン
③そこに青二才の小僧のスマイルが絡む←どこまでいっても成長できず。器の違いを感じさせ、引き立て役に徹することになっちまう。
特筆すべきは:ボーグナインの顔面力。似顔絵書けそうな気がするくらいチャーミング。まあるいお目目が最高♪
🔨🔨私が観たトンカチ映画🔨🔨
『PUSHER3』
『マイティ・ソー(シリーズ)』
『You Were Never Really Here(ホアキン主演)』
オールド・ボーイは観てませんっ💦(怖そう)
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catmanさん、コブラさん
この映画を教えてくださってありがとうございます!
教えていただいた通りに、
コブラさん=アーネスト・ボーグナイン
rollinさん=リー・マーヴィン
で観たので、よりいっそう楽しめました🚂
わたしはどっちにも勝って欲しかったです!笑