1933年、アメリカが大不況のドン底に陥っていた頃。失業者たちによる列車の無賃乗車が常習化しており、彼らはホーボーと呼ばれていた。
まるで任侠映画みたいなタイトルだが、これ原題そのままなんだよな。…
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主人公=無賃乗車する男と、それを死に物狂いで退治しようとする車掌の話……
なんだけど、私には、
無賃乗車する男と、それを真似する若者の師弟関係(のようなもの)の部分が面白かった!
以下ネタバレ…
絶対に無賃乗車をする伝説のホーボーと、絶対に無賃乗車をさせない伝説の車掌との壮絶な戦いを描いた映画。
それはまさに矛と盾の、漢と漢の戦い。
世界恐慌で職を失った人々がホーボーとなって、無賃乗車でア…
キセル乗車で1本つくるアルドリッチの手腕よ。敵を倒して師弟の絆が深まって終わり、みたいな通り一遍のエンディングにしなかったところが粋。機関車の運行がちゃんと描かれているのも面白い。砂を線路にまきなが…
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ホーボーなりのプライドがある
19号の車掌のシャンクも無賃乗車を絶対に許さない
汽車をどうやって無賃乗車するかとか、汽車の止め方、再出発をどうやってやるか、やってたかがこの映画を通してわかる
男…