鬼才(というか変態)ヴェルナー・ヘルツォークがクマになりたかった男に迫るドキュメンタリー。
クマとともに生活し、クマに喰われた男。
彼の行為は自然を守ることなのか。
それとも破壊することなのか。
少なくとも彼は弱肉強食という自然の掟に取り込まれたということ。
ティモシーの死に様の話はやはりクマは恐ろしい生き物だと分かる。
でも見てる限り、キツネとは絆があった気がする。
ティモシーの近くで眠るキツネ。
野生の動物が人間の近くで寝るってよっぽど心を許してる。
しかも子ギツネめっちゃかわええ!
良くも悪くも破天荒。
そして口が達者で見た目も良いティモシー。
彼を悼む者、擁護する者、非難する者。
賛否両論ある彼の生き様。
ドラッグに溺れた彼が次にのめり込んだのがクマだっただけ。
映像に残されたティモシーの言動を見てるとそんな気持ちになってくる。
1番不憫なのはティモシーと一緒にクマに喰われたエイミーだよな…。