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隣人13号のcocacorgiのレビュー・感想・評価

隣人13号(2004年製作の映画)
3.5
隣人????よりむしろ住人。
シャマランのスプリットの原型みたいな気がする。住人。
平和荘の大家さんは、ヤベー人しか住まわせないのか。大家さんが実は1番狂ってる説。
花男までの小栗のイメージがまさにこれっ!って感じのナヨナヨ感。最近立て続けに小栗作品見返してるけど、よくまあここからクローズになったよなあって、しかもドンピシャな役だったし、顔だけで売れてる役者よりもぜんぜん重層的で、本気の役者さんの1人なんだなって最近やっと分かり始めた。
あと、木更津で獅童が人を殺ってる顔してるって言われてて、それは言い過ぎじゃないの…って思ったんだけど、これ見たら納得で、マジで殺ってる人の顔だったヤバい。一重がヤバい。
そんなんで、好きな役者さん2人なんで、赤い部屋で2人して裸でぴょんぴょん飛び跳ねてるシーンは見てるだけですっごい楽しくなってくる。馬鹿みたいに見てられると思う。馬鹿だと思う。
パラレルなラストになってるけど、作品としては2つで1つなのかな、2人で1人だしな。つまりはどっちもがある世界。どっちもが現実。
1つの選択で狂気の道に続くこともあるし、身の回りに狂気が潜んでることもあるし、それは誰しもの身近にある。
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