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隣人13号のthickwillのレビュー・感想・評価

隣人13号(2004年製作の映画)
3.3
ところどころは良く出来ており、陰惨な雰囲気や狂気は味わえる。
しかし、全体に流れるダラッとしたスピード感が、飽きさせる。
この手のバイオレンスは適度なスピード感が必要で、この映画ではあまりにも遅く、小栗旬が二重人格であることは、すぐにわかるし、わからせている。
ならば、中村獅童の暴れっぷりをもっと見たいし、できればPUFFYの由美は犯されて欲しかった。
特に慎重に進めるのは最初だけで、どんどんスピードアップしていけばいいものを、最後までダラダラ。
おまけにあのエンディング。
うーん・・・。と言わずにいられない。

ただ、中村獅童の演技はやっぱり際立っているし、しっかり気持ち悪い。
あとは新井浩文も良い。
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