たく

狼の時刻のたくのレビュー・感想・評価

狼の時刻(1966年製作の映画)
3.3
休日の朝から観る映画じゃなかった(笑)

ある画家が孤島で行方不明になった経緯を一緒に暮らしてた妻の証言で追っていく話で、現実と幻想の境目が分からない。
そもそも全て妻の証言で、手掛かりとなる夫の日記も存在しないってのが怪しい。

衝動的にドアップになるカメラとか幻想シーンの重力反転とか、ベルイマンの攻めの演出が良かったね。

アルマが「愛する夫婦は似てくる」って話すくだりは「仮面/ペルソナ」思い出す。
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