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サタンクロースのvilljobbaのレビュー・感想・評価

サタンクロース(2005年製作の映画)
3.5
サンタクロースの正体はサタンだったッ!1000年の封印から解放されたサンタ(ムキムキ)はかつてクリスマスに行われていた殺戮を再開するッ!
タイトルと設定だけでおもしろい!
B級だと覚悟して観たので、粗いCGなどの微妙な点は気にならなかった。

サンタが軽快なクリスマスBGMに合わせてヘルタウン(名前がおもろい)の住民を次々に殺害していく。
ただ、犠牲者のだいたいは「こいつすげークズです」描写が事前に入るし、殺害方法がレパートリー豊かで斬新。様々な小道具・アクション・魔法を駆使して殺人。サンタ役の人がプロレスラーらしく、アクションもイカしてる。
なので罪なき人々が死んでもしっかりコメディとして楽しめる爽快な作品となってる。
あとエンディングが斬新でおもしろい。スタッフ仲良さそう。

なんといっても、主人公のサンタさんがイイキャラしてる。ムキムキで重々しいガタイの良さが画面から滲み出ているし、喋りもキャラ作りに貢献している。
ヒロイン役の人がどこかで見たことあると思ったらLOSTのクレアだった!かっわいい。
殺戮シーン、お笑いシーン、そのバランスは優れているけど、主人公(サンタじゃない方)の逃走劇は大したことないので星は3.5。
でも笑って楽しめるバカ映画として非常に満足できる映画だったので色んな人にオススメ!
(絶対に子供に見せてはいけません)

悪い子でいると、サンタクロースが殺しに来るよ!
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