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黒蜥蜴のこのネタバレレビュー・内容・結末

黒蜥蜴(1968年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

美輪明宏がここまで喋っているの初めてみたかも、、これは引き込まれる、、
加えてバーや美術館セットの絢爛さたるや
三島由紀夫も良い顔していた、

屋敷の中を大人数で駆け回るとか車やバイクの追いかけっことか深作欣二を感じられる楽しさ
洒落てるセリフが多々、三島由紀夫の戯曲を映像化というからそのあたりは三島所以だろうか
死んでから愛し合う、なんて急にロマンチック..
明智だからこそ受け入れられる展開の横暴さはある気がしたが
その辺りは原作を読めばよいのだろう..

美輪明宏の勝手な愛だったはずがいつの間にか明智と育まれていたようなのもグッときちゃった
赤い絨毯に白いドレスに埋もれる明智
松岡きっこって知らなかったけどまさにお人形さんのようだ
久々に西村晃見たら嬉しくなっちゃってしかも相変わらず素敵な果て方をされていた
こ