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ベンジャミン・バトン 数奇な人生のKotaのレビュー・感想・評価

3.6
“この一瞬を記憶したい。”

ベンジャミンバトンの日記を読み返して彼の生涯をたどって行く“ビッグフィッシュ”形式。ただ、時系列が進めば進むほどブラピが若返るというほんと不思議な映画。

ストーリーのなかで“よくある事”が強調されている。出会い、別れ、恋、挫折、夢、誕生、死。それと対比されたベンジャミンの人生。時代が変わり歳が逆転しても形を変えてデイジーと過ごしているのが言葉では言い表せない。

全体としてよかったけど、過ぎ行く“時”を表現する映画ならリチャードリンクレイターの“ビフォアサンライズ”とか“6歳の僕が大人になるまで”の様に実際にその歳月を費やしている映画には勝てないね。当たり前だけど。特殊メイクで老けたり若返ったりできるけど、やっぱちゃうね。

デイジーが事故る時のバタフライエフェクトシーンはいきなりめちゃ好みだった。

高校の時とか老け顔の友達をベンジャミンバトンっていじってたような。。すいません。
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