若返る男ベンジャミンの一生を描いた作品
ベンジャミンの特性が生む、老いていく人々との見える世界の違いが新鮮な景色。
老いるのはまた一つ大切な意味を持っていると分かりました。
様々な人物が残していくベンジャミンへの言葉や行動が「時に身を任せ、自分らしく人生を味わうこと」に共通している部分が印象的。
時計の針は進もうが戻ろうが止まることはなく、皆が流れる時の中に存在していることを感じられました。
書き切れないほどのメッセージを感じられ、長めではあるけれど集中して見れる素晴らしい作品。
大切な人の死に目には会いたいですね。
また大切な人には看取られたいです。