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ベンジャミン・バトン 数奇な人生のkのレビュー・感想・評価

3.2
頻出ワード 永遠はあるのかないのか
話が長い
最初の船に乗って戦争に行く部分は興味に欠けた
そのときその年の出来事や感情をしっかり描いてるんだろうけどただひたすら長く感じただけだった
ただ後半ベンジャミンが若いときの話は楽しめた
ベンジャミンがどんどん若返っていくので忘れてしまいがちだが、の対照的にに周りの人が寿命で死んでいくことでベンジャミンとデイジーの関係は必ず終わりがくることを思い出させる 
ベンジャミンがの記憶に残る前に消えるのは彼なりの愛情の示し方かもしれないけど個人的には2人のもとに残るべきだと思った、、、そしてしばらくした後にひょっこりバレエスタジオに戻ってきてどういう神経しているのだろうか 二人がベンジャミンのホテルで再会したシーンは二人が出会ったシーンを思い出させた ただ自分の子供に実の父親ではなく古い友人と紹介されるのはさぞかし辛いだろうな 自分のどうしようもない運命を呪うしかない でも人生はそういうどうしようもない物事で作られているから仕方ない それが人生なのかも 
赤ちゃんも生まれた時は老人みたいな見た目しているし人間も最初と最後はオムツはくんだなあ 赤ちゃんも言葉は話せないし老人も歩けないし認知症を患えば言葉も忘れる 老人と赤ちゃんはそういった意味でそっくり
また二人が初めて出会ったあの家で今度はデイジーは置いた姿で、ベンジャミンは10歳ぐらいの初期認知症持ちの男の子として再会するのはなんとも皮肉だった 
この映画は人生みたいに時間が経てばたつほど面白みが増した ベンジャミンはあの後どこまで小さくなるのだろう
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