てらっきー

エンティティー/霊体のてらっきーのレビュー・感想・評価

エンティティー/霊体(1982年製作の映画)
3.7
子供の頃、普通に9時台に放送されてたのが懐かしい作品

1976年、実際に起こった事件を元に作られた映画



子供3人を育てるシングルマザー
夜、仕事から帰宅
子供達にお休みの挨拶を済ませ就寝しようとすると突然何者かに殴られベッドに押さえ付けられ…

自分の幻想なのか夢なのか解らず医者に相談するが話を信じてもらえず…
しかし事件はエスカレート
今度は子供達の目の前で、しかも怪我まで負わされてしまう


そしてこの手の物語で定番の心霊研究者たちに出会う
まともに話を聴いてくれる人達
心の安らぎすら感じ幽霊を捕まえる実験に協力

体育館に作られた大掛かりな幽霊捕獲装置
しかし。。。。



数あるポルターガイスト物の中でもこれは異質
かつエロチック
たまに聞くエロ怪談リアルversionといったところでしょうか

でも物語は真剣

なのだけれども主演のバーバラ・ハーシーがとても子持ちママさんに見えない色気
物語上、シングルにして年上彼氏ありで医者までメロメロしてしまうほどの魅力的な彼女

エロ、ホラーどっち目線で観れば良いのかという戸惑いもある💧

恐怖演出は幽霊が姿を現すことは無いですが突然訪れる奴の悪行が怖い
彼女の感覚だと足や体を押さえ付けてる感じで3人はいるとか…

映像技術はプラズマや合成などこの時代なんでたかが知れてますが特殊効果に『ターミネーター』等を手掛けたスタン・ウィンストン
撮影の為に造られた霊に触られるバーバラ・ハーシーの裸体の凹み具合がリアルです


実際、このような事が本当に起きたのかどうか…
エンディングにテロップされる
「頻度こそ減ったが今も尚、現象は続いている。」みたいなト書を見ると(|| ゜Д゜)

そんな実話めいた物語
信じるか信じないかはあなた次第です!
てらっきー

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