「リオの男」(1964年、仏、伊)
新宿武蔵野館でのジャン=ポール・ベルモンド特集上映で初鑑賞。
誘拐された恋人を追跡し、リオ・デ・ジャネイロまで乗り込む男、アドリアンの魅力が爆発しており、雑な編集やストーリー展開も気にはならなかった
評判通り、ベルモンド氏のスタント無しのド派手なアクション映画であり、乗り物アクション映画でもあった。(バイク、旅客機、船、ボート、自動車、セスナ、自転車etc)
ベルモンドがとにかく走る・暴れる・海中に落ちる、コミカルなアクションが満載で見応え充分!
恋人アニエス役、フランソワーズ・ドルレアック(カトリーヌ・ドヌーヴの実姉)の水色のスーツと美しさも魅力的。
終盤の土像のくだりは「インディー・ジョーンズ」シリーズ、ブラジリアでの赤土の工事現場での悪党とのチェイスは大森一樹監督、吉川晃司主演「ユー・ガッタ・チャンス」に大きく影響を及ぼしている事も確認できた。
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