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リオの男のメルのレビュー・感想・評価

リオの男(1964年製作の映画)
3.7
1週間の休暇でパリに居る恋人に会いに来た兵士が、事件に巻き込まれた恋人を追ってブラジルのリオデジャネイロに…。
事件の裏には古代文明の像の秘密が隠されていた。

監督は、あの「まぼろしの市街戦」のフィリップ・ド・ブロカ。
若い兵士はジャン=ポール・ベルモンド、その恋人にカトリーヌ・ドヌーヴのお姉さんフランソワーズ・ドルレアック。

見所は何と言ってもスタントを使わないジャン=ポール・ベルモンドのアクションの数々。
小型飛行機に乗って空中でも、森の中ではターザンのように木から木へ、海では泳ぎ、陸ではピンクの車でも、自転車でも、自分の脚でも走る走る〜。そしてバイクの走りも見事です。

終盤には「レイダース/失われたアーク」は絶対ここからヒントを得たでしょう〜という場面もあり、沢山のアクション映画に影響を与えたのが分かる。

フランソワーズ・ドルレアックのふわふわ気分の気まぐれ彼女が可愛いらしく、50年以上前のブラジルの色々な建築物も興味深い。

オープニングからの明るい音楽と全体に流れるブラジル音楽が心地良かった。
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