花咲く港のyのネタバレレビュー・内容・結末

名のある造船家だった男の息子だと言って、島にやってきて偽りの事業で金を巻き上げようとする2人の男。どうも頼りない彼らに、怒りや憎しみの感情よりも、笑いが生まれてしまう。左右に交互に傾く船に乗る男女の顔のアップ、めちゃくちゃ良かった。戦争と造船、人々を善悪超えて一致団結させるものがコレだというのが時代だなあ。気付けば色々な人の期待を一手に担い、「不安」を「希望」に変える手助けをする。ひたすら明るいテンションと小気味よいカメラが彩る楽しさ。