花咲く港に投稿された感想・評価 - 2ページ目

『花咲く港』に投稿された感想・評価

wada

wadaの感想・評価

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面白かった!後半30分で取って付けたようなプロパガンダ要素が。なくても映画が成立するのが目に見えていて逆に興味深い。
島の人の優しさにつけこみながらも後ろめたさを感じるペテン師2人。

しっかり良心があるペテン師なので見守るように見てしまった。

ジャンルとしてはコメディなのかな。
小沢栄太郎が森繁久彌に見えた。コメディながら国策要素もしっかり。
Jimmy

Jimmyの感想・評価

4.0

新文芸坐で鑑賞。(木下恵介監督作品の2本立て)

木下恵介監督のデビュー作であり、楽しい喜劇。

昭和16年の物語。
お人好しばかりがのんびり暮らしている島に、「その島出身の造船所作る夢破れた男の息…

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tbsk9un

tbsk9unの感想・評価

3.5

『陸軍』程ではないが木下監督が描きたいものを描いている作品。

歴史が得意じゃないので国策映画も得意ではないが、物語としては喜劇の王道で大筋が理解しやすい分、他に気持ちを向ける余裕があって理解しやす…

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戦時中制作、木下恵介の監督デビュー作品。
詐欺目的で田舎に訪れたペテン師2人組が純粋過ぎる村民に振り回される軽妙な人情コメディ。

単なるプロパガンダに終わらず、村民の戦意高揚や米軍への怒りをペテン…

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tych

tychの感想・評価

3.7

1943年 82分 木下恵介氏の監督第一作。九州の小さな小島、15年前ここに造船所を作ろうとして尊敬を集めた故渡瀬先生の息子を名乗る男2人が現れる。彼らはペテン師で、造船会社を再興し株券を発行、その…

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ペテン師2人の人情珍騒動。戦中の作品ながら太平洋戦争の始まりも描いている。木下恵介のデビュー作で、山中貞雄賞を『姿三四郎』と分け合う形で受賞。失礼ながら黒澤明とライバルだったの最近学んだ。
詐欺を企…

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【木下惠介特集② ペテン師も立派な師のうち】

『陸軍』から遡って、木下惠介監督のデビュー作『花咲く港』。

原作は菊田一夫のヒット戯曲なので、元々キャラクター造形やストーリーはしっかりしているのか…

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木下恵介の監督デビュー作品。

同年に黒澤明が「姿三四郎」でデビューしています。国際的評価は黒澤明の圧勝でしょうが、国内ではいい勝負。本数や作品の幅の広さではこの監督の方が圧勝^_^

まあ、それは…

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