ゾウさん

黒い十人の女のゾウさんのレビュー・感想・評価

黒い十人の女(1961年製作の映画)
3.4
船越英二 山本富士子 岸恵子
妻がありながら、ほかに9人の愛人を持つ男、松吉(船越英二)。やがて愛人たちは結束し、松吉を殺害しようと企てるが…。
市川崑監督がモノクローム映像をスタイリッシュに用い、時にブラック・ユーモアも醸し出しながら描く、男と女のピカレスク・ロマンの秀作。その映像センスは後の若者層の流行とも呼応し、時が経てば経つほど人気が高まるカルト映画としても知れ渡っている。女たちに扮しているのは、市川映画に欠かせない岸恵子をはじめ、山本富士子、中村玉緒、宮城まり子、岸田今日子など、日本映画演劇界を代表するそうそうたる面々。
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