Ukosaaan

黒い十人の女のUkosaaanのレビュー・感想・評価

黒い十人の女(1961年製作の映画)
3.7
誰にでも優しいってことは誰にも優しくないってことなのよ
↑つい、ほぉ〜って言葉が漏れた。

男は仕事も浮気も甲斐性だと言われた時代。本妻と愛人で一人の男を懲らしめるやり口がちょっと変わっている。
本当に愛してました?と思えるほど切り替えが早いのが女で、強さであり恐さである。本妻が双葉、愛人1号が市子って名前も気の利いた伏線。本妻と愛人、どちらのプライドの形も切なく感じる。
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