Yukiko

愛と追憶の日々のYukikoのレビュー・感想・評価

愛と追憶の日々(1983年製作の映画)
3.7
2018年5月2日
『愛と追憶の日々』 1983年制作
監督、ジェームズ・L・ブルックス。
ジャック・ニコルソン主演の『恋愛小説家』も
この監督さんの作品である。

夫が早く亡くなり、母オーロラ(シャーリー・マクレーン)と
娘エマ(デブラ・ウィンガー)は二人だけで仲良く暮らす。
その家の隣に宇宙飛行士ギャレット(ジャック・ニコルソン)
が引っ越してくる。
エマはフラップ(ジェフ・ダニエルズ)と結婚しようと
するが、母はフラップとの結婚に反対で、式にも参列しない
ほど、フラップが気に入らない。
しかし、エマは結婚し遠くへ引っ越し、母と娘は離れて暮らす。

娘は出産、育児と子供も増えて大変。金銭的にも苦労。
そしてフラップの不倫。
母は嫌っていた宇宙飛行士と仲良くなり、デートを重ねる。
娘も不倫をし・・・


第56回アカデミー賞作品賞、主演女優賞、助演男優賞を
獲得した映画ですって!!
知らなかった、初めて知る映画の題名、観たことがなかった。

そして観終わって・・・
何かよく分からない映画です。
どうしてアカデミー賞??と思うのですが、皆様の
レビューを読んでも高得点の方が多いですねぇ。

映画の冒頭、ハイヒールを履いたまま、ベビーベッドの中に
柵をまたいで入ろうとした母、それを観た私はそこで母に
反発感を感じてしまいました。
そんなことする人いないよ!!と。

母と娘の話しですが、何故この母は婿どのを嫌うのか?
娘の先々を思うあまり、娘かわいさでしょうが、
納得できかねます。

ちょこちょこと気になる箇所がある母親ですが、
とは言うものの、シャーリー・マクレーンさんの
演技は素晴らしい!!
主演女優賞を獲得するのは分かります。

宇宙飛行士役のジャック・ニコルソンさんは
味わいのある演技で助演男優賞!
これも納得です。

私には入り込めないストーリー展開と気になる箇所
ありの作品でしたが、日常をリアルに、また面白く
表現した俳優陣の演技は素晴らしいものがありました。
Yukiko

Yukiko