貧しくも優秀な黒人少女アキーラ（キキ・パーマー）はスペリング大会に出場することになる。ララビー博士（ローレンス・フィッシュバーン）の指導で力をつけるが、母ターニャ（アンジェラ・バセット）には反対され、手ごわいライバルたちが待ち受けていた。
地味な子が努力して、コーチ、親、ライバルに揉まれて優勝に向かう！ってこれまで、カラテにチェスに歌にラップと、いろんな分野で使い古された構図だけど、スペリングというのは新鮮だった。
スペリング・ビーという、この大会自体が面白そうで見てみたい。
母親の反対とか、縄跳び記憶法とか、見せ場も多くて、大会の緊張感も心地よかった。
特に一緒に優勝を目指すハビエルがいい奴過ぎる！！アキーラのための牛歩戦術とか、メチャ笑わせてくれるし。
ただ、“5万人のコーチ” って、急に不良もやたら協力的だったり、ユル過ぎて拍子抜けなところも。
トレーニングは、ロッキーがフィラデルフィアの街を走ってるみたいだった。笑
それに、ローレンス・フィッシュバーンの苦悩は中途半端過ぎる。あれ、要らなかったんじゃ…
アジア系のパパ、自分の劣等感を子供に押し付けちゃダメ！
