のうこ

裸体ののうこのレビュー・感想・評価

裸体(1962年製作の映画)
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自分の若い体を利用して自由奔放に生きる嵯峨美智子。ある日、安アパートから見える夜の街の光に誘われて街に出ていく。知り合いのストリッパーのショーに立ち寄ると、「男は可愛い馬鹿野郎だよ」歌い、その女に群がる男たちを見る。ストリッパー小屋を出ると、立ちんぼが「あんたこの街が好きになったの?」と言いながら近寄ってくる。振り切って街を歩いていると、歩道橋の上では立ちんぼがぶらぶらしている。思わず、化粧を治す嵯峨美智子の顔のアップで映画が終わる。このラストシークエンスが最高。
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