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マルサの女のmfのレビュー・感想・評価

マルサの女(1987年製作の映画)
5.0
ゴジラで御馴染み85年間の歴史を経て閉館するは有楽町TOHOシネマズ日劇、さよなら日劇ラストショウにて。

港町税務署の寝癖調査官、伊丹十三嫁宮本信子演じる板倉亮子。
彼女はパチンコ店の所得隠しや個人商店の小売店の売上計上隠しを見抜く、どこか抜けているが仕事に没頭するやり手調査官。ラブホ経営をする権藤英樹の脱税を嗅ぎつけらも確信を得られない。
ある日板倉は東京国税局査察部の査察官に栄転。所謂マルサの女となり、国税局に勤めても着々と実績を上げる。ある日、かつて税務署時代に調査していた権藤の元愛人から脱税情報を得る。板倉を中心に国税局による本格的な内偵調査が始まる。暴力団や銀行を巻き込んだ権藤による脱税画策と何とかそれを暴こうとするマルサの女達との闘いが行われる。

演者の芝居はさることながら、ストーリーも楽しめる。山崎努かっこよすぎ。音楽、画全てが秀逸。この作品をスクリーンで観られたことに感謝。
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