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ラスト・キャッスルのRenのレビュー・感想・評価

ラスト・キャッスル(2001年製作の映画)
4.1
【THE LAST CASTLE】



■総合評価
演出   ★★★★★
ストーリー★★★★★
キャスト ★★★★★
音楽   ★★★★☆
映像   ★★★★☆
おすすめ度★★★★★



■key word
[Chief][城][敬礼][星条旗]



■感想
予想と平均スコアを遥かに上回る面白さだった!

前半の伏線と後半の“チェス”のように練られた畳みかけが素晴らしかった!



軍刑務所での、元軍人たちによる所長への反逆劇。受刑者たちは反省すべき過去を持っているものの、アーウィン(ロバートレッドフォード)によって、人間として、軍人としての尊厳と自尊心を取り戻していく姿がとても印象的。

後半は、前半の出来事や伏線を回収する見事な反逆劇はまさにチェスのようで釘付けになってしまった。

そして、最後のアーウィンが星条旗を掲揚するシーン。たなびく星条旗と敬礼する“兵士”たちの姿が忘れられない。



■キャスト
本当にロバートレッドフォードの演技力、表情、存在感、そしてなんといっても、彼の眼差しは見るものを魅了する威厳がある。本当に脱帽。

所長役のジェームズガンドルフィーニもハマり役!彼の憎らしい演技もこの作品に欠かせない重要なピース。

マークラファロや他の受刑者で元軍人役たちの演技も、演技とは思えないくらい真に迫っていて圧巻だった!
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