Kubo

ラスト・キャッスルのKuboのネタバレレビュー・内容・結末

ラスト・キャッスル(2001年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

名誉軍人とでも言えばいいのだろうか

各戦線での活躍・不服従による囚人へ
漢・アーウィン士官の姿は
< 軍人たるものこうあるべき >の模範そのものだ

如何なる懲罰や、囚人による野次・揶揄も
身一つで乗り越え、逆境を自分の味方につける

懲罰後の元軍人の兵役認識票によるかき鳴らしのシーンは
感動と共に、現 収監体制に向けての警鐘にも聞こえる

やりかねないとは思っていたが生き様がカッコ良すぎる--
乗っ取りを企てたとして犠牲者を出さずに
アーウィンは自身の死をもってしても
救難信号を出さず、誇り高き母国への忠誠心を貫いて、国旗を掲げ
誠の意味で" Last Castle / 最後の城 "に仕上げたのだ。


P.S. ひょんな端役の一言が皮肉めいてて好き
「天候と自殺に賭けない--不謹慎だ。」

どこかで観たことあるなぁ〜と思ったら
アギラー役のクリフトン・コリンズ・Jrはパシフィックリムの博士役でした。笑
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