このレビューはネタバレを含みます
名誉軍人とでも言えばいいのだろうか
各戦線での活躍・不服従による囚人へ
漢・アーウィン士官の姿は
< 軍人たるものこうあるべき >の模範そのものだ
如何なる懲罰や、囚人による野次・揶揄も
身一つで乗り越え、逆境を自分の味方につける
懲罰後の元軍人の兵役認識票によるかき鳴らしのシーンは
感動と共に、現 収監体制に向けての警鐘にも聞こえる
やりかねないとは思っていたが生き様がカッコ良すぎる--
乗っ取りを企てたとして犠牲者を出さずに
アーウィンは自身の死をもってしても
救難信号を出さず、誇り高き母国への忠誠心を貫いて、国旗を掲げ
誠の意味で" Last Castle / 最後の城 "に仕上げたのだ。
P.S. ひょんな端役の一言が皮肉めいてて好き
「天候と自殺に賭けない--不謹慎だ。」
どこかで観たことあるなぁ〜と思ったら
アギラー役のクリフトン・コリンズ・Jrはパシフィックリムの博士役でした。笑