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さんかくのtyapiokaのレビュー・感想・評価

さんかく(2010年製作の映画)
4.3
2回目の観賞。ホラーよりよっぽど怖い。痴漢はかなり重要な少女が女を自覚するシーンだと感じた。飽きてきた彼女と女になってきつつある彼女の妹。人が浮気に走ってしまう描写がリアルで見ていられない。キスをする前の少し躊躇ってる感じや、後輩たちへの態度、一番好きなマニキュアを盗む妹などが特に。ホラーと感じた点は映画的なのだけれど、共感したり、ありそうと思ったり、そこがたまらなくつらい。背負い投げを覚えようと思った。人は可能性があるところに惹かれてしまって、ないとみるや戻りたくなるのだな、と思った。
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