けんいち

どついたるねんのけんいちのレビュー・感想・評価

どついたるねん(1989年製作の映画)
5.0
プロボクサー・赤井英和の自伝小説を、赤井本人の主演で映画化。

虚実が入り混じった内容で、観ていて不思議な気分になる作品。

普段はいい加減でも、ボクシングにはストイックな主人公のキャラが魅力的。

殴った自販機から「アリガトウゴザイマシタ」の音声が流れるシーンは、何度観ても笑える。



終映後、主演の赤井英和さん、阪本順治監督によるトークショー。

撮影当時のエピソードなどを、楽しく可笑しく。

赤井さんの俳優デビューのキッカケを作ったのが、笑福亭鶴瓶さんとは初耳。

途中、息子さんで映画『AKAI』の監督を務めた赤井英五郎さんも登壇。

終始賑やかなひとときでした。
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