プロボクサー・赤井英和の自伝小説を、赤井本人の主演で映画化。
虚実が入り混じった内容で、観ていて不思議な気分になる作品。
普段はいい加減でも、ボクシングにはストイックな主人公のキャラが魅力的。
殴った自販機から「アリガトウゴザイマシタ」の音声が流れるシーンは、何度観ても笑える。
終映後、主演の赤井英和さん、阪本順治監督によるトークショー。
撮影当時のエピソードなどを、楽しく可笑しく。
赤井さんの俳優デビューのキッカケを作ったのが、笑福亭鶴瓶さんとは初耳。
途中、息子さんで映画『AKAI』の監督を務めた赤井英五郎さんも登壇。
終始賑やかなひとときでした。