幸せのきずなの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

「幸せのきずな」に投稿された感想・評価

クソ邦題

214本目
好みの問題。これは好き嫌いが分かれる。ちょっと地味に感じたのと、終わり方が。日本では未公開と聞いて納得。
PI

PIの感想・評価

3.8
凄まじい信念ですね。
勝訴したけれど、失った物が大き過ぎる。
偉大な父、でも家族を守る父ではなかった。
私も付いていけないかなぁ。
R

Rの感想・評価

4.2
アメリカ人の知り合いがすごく好きだと言ってた作品をふと思い出したので見てみた! おもしろい! 1960年代、デトロイトで工学の大学教師をしてるカーンズは発明家でもあり、当時自動車のワイパーつったらひたすら同じ高速でゴシゴシゴシゴシ窓ガラスを擦るしかできなかったのを、小降りの時とかに、間隔をあけてワイパーを作動させることができないか、とふと思う。まさに我々のまばたきが間欠的であるように。で、既存の装置をユニークに組み合わせてそれをできるようにして特許も取るんやけど、そのアイデアを上手いこと口車に乗せられて、フォード社に奪い取られてしまう。で、それを訴えようと弁護士に相談するのだが、ある程度の(とはいえ莫大な)和解金で示談にした方がいいよ、大企業は金があるから弁護代何ぼでも払えてジワジワ時間だけ稼いで、こっちが音をあげるのを狙って来るからね、と提案。けど、それでは発明家に対する正義が守られないことになる、と頑なに裁判に持ち込むことを主張。だんだん闘いが長引いて行く中、妻はこれ以上もう無理、と、子供を連れて出て行き、弁護士にも見捨てられ、たった一人、自分だけで法律を勉強して、何年かけてでも裁判に持ち込もうとするという話。タイムスパンが全部で20年くらいあり、その間ずーーっと勝てるかどうかわからない孤独な闘いを続けていくカーンズのすさまじい執念を、映画でテンポよく描いてるのを見てるぶんには、応援したくなるんやけど、実際まぁ普通な人間の妻としてずっとそれに付き合わされるのは無理ってのも分からんでもないわな。普通に考えたらまったく勝ち目ないし。けど、だんだん娘、息子たちが、年老いていく父を応援し始め、援助していく様子は感動的だ。カーンズを演じるグレッグキニアという男優さんは今回はじめて見たけど、カーンズの美点と欠点の表裏一体を素晴らしい演技で表現し、欠点さえも魅力に転換されていくプロセスがすごくイイ! それにしても大企業って、利益やブランドイメージを優先させるがあまり、肝心の倫理を失ってしまってて、ほんまタチ悪いなー。それくらいの面の皮の厚さがあるからこそ大企業に成長するというのもあるのかもしれぬ。けど、真剣に努力した人たちを踏みにじった上に築かれるアンフェアなエンパイアなんなら、その在り方に疑問が投じられるのは当然のこと。なので、本作とかエリンブロコビッチとかフロウとかフードインクなどなどの映画はもっと多くの人が見て、常に心の中に置いておくべきなのではないかと思う。とはいえ、本作のレビュー数の少なさにはちょっとビックリ! まぁ主演もテーマも地味やもんなー車のワイパーの話とか興味ねーし、ということで今日まで見ていなかったワタシですから笑 けどすごくいい映画なので皆様、是非! 個人的にはいろんな意味でハラハラするクライマックスと、すごい高揚感に包まれたあとの、ビターなエンディングがすごく印象に残りました。けど、あそこでひっくり返ったらひっくり返ったで、お前何やねん!てなるけどな笑 ちなみに元のタイトルflash of geniusが日本では幸せの絆…ギャップありすぎ。幸せの絆って、映画のイメージ全然湧かないし。無難すぎておもんなさそうやし、何て残念なタイトル。もったいない。ゆーても主人公、ゾディアックぐらい執着心あるし、無難さなんてゼロの人生やねんで? 『間欠式ワイパー』くらいインパクトあるタイトルの方がいい映画だと思う。
くぅー

くぅーの感想・評価

3.9
現在の自動車のワイパーである"間欠式ワイパー"を発明した男の、その特許を巡る孤独で長い闘いを描いた実話ベースの作品。

で、またこの安易な邦題が焦点をぼやけさせる訳だが・・・家族の助けを受け、大手企業に立ち向かうのだが、家族の絆の感動を誘う作りではないので、過度な期待は禁物。
ポイントは正義と名誉・・・粗くなる中盤はやや気になるが、弁護士が付かずに一人二役で奮闘する法廷シーンはかなりの見応え。

そんな原題は"Flash Of Genius"で、天才のひらめきを意味するが、法廷でのやり取りで、真意に頷ける形になっている。

キャストでは、グレッグ・ギニア・・・彼の代表作と言っていい、真摯な熱演を披露してます。
KEN

KENの感想・評価

3.5
30年間たった一人で大企業と闘った男の話。
今では誰もが使っている間欠ワイパー。それを発明した大学教授であり発明家が大企業フォード社を相手に特許侵害の訴訟を起こすのだが…
様々な困難、逆境にあいながら自らの信念と正義を貫き通す姿勢に脱帽した。間違いは間違い、嘘は嘘。それを相手に認めさせる30年間の行動に驚愕と共に、主人公の何か満たされてないようなそんなラストが印象的だった。
mikoyan358

mikoyan358の感想・評価

4.0
2011/7/8鑑賞(鑑賞メーターより転載)
発見したら即見て損のない、地味な良作を発見。あまりに日常的過ぎてその有り難味すら忘れがちな「間欠式ワイパー」の発明者ロバート・カーンズが、そのアイデアを盗用された大企業を相手に敢然と闘った半生を綴ったドラマ。金で丸め込もうとする企業に対し弁護士も立てず、家族に犠牲を強いてまで1人争い続けどんどん困窮の一途をたどるが、金にも惑わされず正義感と信念も一切揺らがず、家族もそれを深く理解しているのに心打たれる。自分だったらここまで貫けるだろうか...法廷ドラマながら小難しい演出も少なく見やすい。