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ファイナル・カウントダウンのcatmanのレビュー・感想・評価

4.0
ネタバレあります

1980年公開。「ファイナル・カウントダウン」と言ったら北欧メタルじゃなくて断然こっち派。40年振りに観たところ、むちゃくちゃ面白かった。途中までは。
F-14トムキャットが零戦と交戦する絵は無条件にテンションが上がるし、他にもコルセアやイントルーダーといった実機を間近で撮影したリアル映像は迫力があって見応え十分。やっぱり本物には敵わない。とにかく発艦・着艦、大勢のクルーが手際よく動き回る様子など、飛行甲板の上で撮られたシーン(と空撮)は全てが名場面。

ただドラマ部分は深みに乏しく、K.ダグラスやM.シーンに見せ場が殆ど無い。最悪なのは決戦を目前に観客の期待がピークに達するところで空母があっさり現代へ舞い戻ってしまう事で、これ以上の寸止めはないでしょ。おいおいそりゃないぜ〜泣 って昔観た時も同じ気持ちになった事を思い出した笑 そこへ来ると時空を超えた合戦をしっかり描き切った戦国自衛隊は偉い。

オープニングで特殊視覚効果:モーリスビンダーというクレジットを見つけて、あの印象的なタイムワープの映像は彼が手掛けたものだった事を知る。MVPは日本語を一生懸命話す日本人パイロット兵役のスーンテックオー
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