スワヒリ亭こゆう

ミュンヘンのスワヒリ亭こゆうのレビュー・感想・評価

ミュンヘン(2005年製作の映画)
2.8
スピルバーグ監督が撮ったテロを題材にした映画。

ミュンヘン五輪開催中に起きたパレスチナのテロリストによって、オリンピック選手村からイスラエル人を人質にとり、人質全員が殺されてしまう悲惨な事件。
その後、パレスチナのテロリスト「黒い九月」の幹部に報復を企てる事を決めたイスラエルのモサド。実行犯のリーダーに選ばれたアヴナー率いる5人の部隊による作戦が遂行されていく。


政治的な背景よりも、イスラエルの実行部隊がパレスチナの「黒い九月」を暗殺していく様を見せているだけの映画なら観てて苦にはならなかったはず…
でも、ミュンヘン五輪で起こったテロから始まるストーリーですから、どうしても政治的なイスラエル、パレスチナの紛争が見えてしまう。
気が重たくなる映画でした…

それでも観れるのはスピルバーグ監督はさすがです。
主人公の心情などはかなりシリアスで強烈でした。
だからこそ観ててキツかったかな…

それにしてもスピルバーグ監督はどうして、この映画を撮ったんでしょうか?
自国で起こったテロ、その後のイラク戦争など、タイムリーな戦争映画は嫌いなんでしょうか?
でもラストシーンはあざといですよ。わざわざ貿易センタービルをCGで何気ない風景の中に入れてました。
僕は好ましくない演出でした。