2016年の7本目!!
スピルバーグ監督ってなんでこんな多才なんや!!
『ミュンヘン』『シンドラーのリスト』のようにメッセージ性が強い作品も撮るし!
『E・T』『インディー・ジョーンズ』とかのどの年齢層でも楽しめるアドベンチャー作品撮れるし!
『戦火の馬』、『ターミナル』みたいに泣ける映画も撮って!
『マイノリティ・リポート』みたいにハラハラする映画も撮れちゃう!
しかもどの作品も評価されてるって。
こんな監督さん今後、世にでることはないんやろなぁ~
ってことで、そんなスピルバーグ監督の中でも恐らく一番世間に波紋を生んだ作品なのがこの『ミュンヘン』
ストーリーとしてはミュンヘンオリンピックで選手村がパレスチナ過激派集団にイスラエルの選手が襲われたことをきっかけにイスラエルは国として報復行動に出るっていう中々エッジの利いたストーリー(笑)
この報復行動っていうのはいわゆる暗殺です。
国として暗殺をするってスゴいことやけど、これは事実を基に作られた映画らしいです。
まぁ、実際記録とかは当たり前やけど残ってませんが、暗殺を命じられたグループの一員が後に出した本が原作らしいです。
スピルバーグはインタビューでも言うてましたけど、これはイスラエル批判でもパレスチナ批判でもなく、暗殺を命じられた人間の葛藤を描いてる作品です。
紛争ってこういう複雑な事情がこれだけでなくいくつも重なって今があると思うとどっちが悪いって簡単に意見は言えないなぁ~