1972年、ミュンヘンオリンピックで、イスラエル選手団11人が殺害されるテロ事件が発生。イスラエルの諜報機関モサドの5人の工作員が、政府から命を受け、首謀者たちを暗殺していくお話。
真実に基づいたらお話で、なかなかリアル。うまく行きすぎないというか….。派手さはないけど重さはすごい。
仕事とはいえ、人を殺すことに、だんだん病んでく主人公アヴナー(エリック・バナ)。
パレスチナとイスラエルの紛争。作中でも、ハイジャックや爆弾テロなどのニュースがちょいちょい挟まれてたり、暴力的だったことが窺える。
「国」が欲しい人たちの気持ちは、日本人の自分にはなかなか想像できない。
長かったけど、考えさせれせた。