りょーこ

ウイルスX殺人感染のりょーこのレビュー・感想・評価

ウイルスX殺人感染(2010年製作の映画)
2.0
感染パニック作品なのに、全然ハラハラしない、面白味もない映画。

H1N1という、Aソ連型インフルエンザウィルスの変異型の話なのですが、なんかエボラ出血熱みたいな症状で、ドロンドロンでしたw

これならゾンビウィルスにして、ホラー映画にした方がましかも……



H1N1のワクチン開発施設。
実際は出資者の金持ちシワシワおばさんの命令で、ウィルスを強力に変異させてばらまき、ワクチンで大儲けしようという場所である。
人間を誘拐して来ては被験者としてウィルスを注射、感染速度を調べたりする最低な婆さんだが、施設の博士は逆らえないでいた。

ある日、被験者が逃走、研究施設に侵入。
用心棒に射殺されるが、その血が飛び散った事で、研究員は全員感染、施設は閉鎖されてしまう。

変異したウィルスに感染すると、3日、長くて5日の命…
研究員達は逃げ道を探したり、絶望したりしながら、1人、また1人と死んでいく。

(主人公だからなのか、感染速度の遅い)2人が頑張っていると、良心が痛んだらしい博士がやっとこさ登場。
施設からの脱出を試みるが、用心棒のブロンドさらさらヘアの男に道を阻まれてしまう。

果たして2人は、博士が保管しているというワクチンを手にする事は出来るのか?



↓ちょこっとネタバレあり↓



突っ込み所の多い作品w

まず、用心棒が意味不明です。
アンドロイドっぽい設定なのですが、果たしてそれ、必要なのか?と………
「人間て不思議。痛みって何?いいな、痛みを感じる事が出来て。むかつく、撃ち殺しちゃえー」
なんなんだ、お前はww

金持ち婆さんの下僕なんだそうで……
へぇ~

その婆さん、ラストだけは面白かったです!
ネタバレですが、主人公2人に復讐され感染、その後…
「助けて、なんでもあげるから」
と、金持ちらしい命乞いをするのですが、何故かその時の姿が"江頭2:50"に見えるんですよー♪
そこだけですね、見所は(笑)

あとは、感染者がドロンドロン吐血し、死んでいくだけの作品。
りょーこ

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