牙狼劇場版1作目
素直なまでにランタイム長めの1エピソードになっているシンプルなヒーロー物の劇場版である。
当時3D公開したはず。
3Dを意識した演出が多めであるが、2Dで観ると逆に萎える絵になっいてる部分はある。意識しすぎてる感というか。
とはいえ話は王道ゆえに安心感もあり観やすく、チャンと牙狼ではある。
当時話題になったと言えば"マスターofネジネジ"こと中尾彬が一切 志乃の名前を呼ぶ事なく悪役を演じた事であろう。
(若干ウソ)
有りがちな話なのだが、ヒーロー物に限らずTVドラマの劇場版1作目はファンの為なのか定番的なストーリーを大きめにした物語を観せる場合がある。
言い換えれば冒険をしない。
ストーリー展開に目新しさがない。
この作品も正直言えばそのラインではある。
ただ、以降のシリーズにガンガン登場する程に烈花は主要キャラとなったという意味では良かった。
新キャラの引き立ては成功している。 。
(津田寛治のアレは泣かされたなw)
冴島鋼牙はカッコイイし押さえる所はしっかりと押さえているので、牙狼としてもジャンル的にも及第点と言えよう。
キャッチフレーズ通りの大人向け、そして中身は無難な《ヒーロー映画》である。