Rena

永遠の僕たちのRenaのレビュー・感想・評価

永遠の僕たち(2011年製作の映画)
3.8

事故で両親を亡くして、自分も昏睡状態を体験したイーノック
癌が再発して、余命3ヶ月のアナベル
特攻隊員の幽霊、ヒロシ
それぞれの登場人物が"死"をどう受け入れていくかを、じっくり描いている映画

二人の出会いがお葬式ってところが新鮮
死を扱ってるだけに、明るいとは言えないけど、
重さや暗さもなくて見やすい
冬の白っぽい光みたいな繊細な眩しさを、残された時間を楽しむ2人の姿に感じる

アナベルが笑いながら言う「ナガサキの仇討ち?」はかなりショックだった…
けど、ヒロシの存在を通じて、
日本人のそういう気持ちもちゃんと描いてくれてるところが好印象
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