このレビューはネタバレを含みます
ヒッチコック製スパイスリラーということで、お得意の感じかなと思ったら、全編に渡って緩い空気感というか、ツッコミどころが多くてそういう意味で面白かった怪作。
スパイにしてはツメがめちゃくちゃ甘かったり、凶器を探しまくる農婦とか、突然出てくるポーランド人のおばちゃんとか、何か気になることが多くて、全然スリリングじゃない。
特に内部の協力者が主人公とコンタクトを取るために、階段で足を引っかけて医務室に運ばせるところは雑すぎて笑った。
ポール・ニューマンはカッコいいんだけどなぁ。