オカルト博士

パニック・スクール/冒涜少年団のオカルト博士のレビュー・感想・評価

4.1
全篇に60年代の香りが漂う青春ものです。傑作ですね。☆と言っても僕は60年代の香りは分からないんですが~

1965年のブルックリン。
14歳の少年ダン(アンドリュ-・マッカ-シ-)は聖ベイジル校に転校してきた。そこは厳格なカトリック系男子校で、サディスティックな教官や、理解力のある新任教官ティモシ-(ジョン・ハ-ド)、いじめっ子のル-ニ-(ケヴィン・ディロン)などさまざまな人々が待っていた…。

この手の青春ものならアンドリュ-・マッカ-シ-が主役と聞くだけで充分期待出来ました。校長で神父(ドナルド・サザ-ランド)も印象的。

悪ガキ5人組のハチャメチャ青春ものです。ハチャけてると言っても、今どきのコメディ映画みたいにやり過ぎたバカはやってないので僕には丁度いいですね。今どき作品は性に合わない。
さすが!80年代!☆☆☆

アンドリュ-・マッカ-シ-とメアリ-・スチュア-ト・マスタ-ソンの不釣り合いっぽい恋人同士も切なくて良かったです。ラブシ-ンもなんか好きで入り込めたし。

なんと言ってもケヴィン・ディロン率いる悪ガキ 対 サディスティック教官が面白い。(このケヴィン・ディロンはマット・ディロンの弟)
他では、ジョン・ハ-ドの新任教官のキャラは最高です。これや、これ、こうゆうオッサンを僕は目指してるんですよ。やっぱり、青春はいい!◎

パトリック・デンプシ-もそうやけど80年代の傑作の常連の面々かな。