タイトルから察するにゾンビ映画かな?と思ったが違うようだ(事前にリサーチ済み)。
棘を無数に帯びたクリーチャー(生物に寄生)が強欲に襲いかかるホラー。
劇中はほとんどガソリンスタンド兼コンビニでのワンシチュエーションの籠城型。
だが飽きさせないように色々な問題や閃きを散りばめていて、丁寧な仕上がりとなっていた。
グロ描写も非常に精巧で、思わず目を覆いたくなるシーンも。
…だが!だが!
クリーチャーの全貌をキチンと見せないのは大減点。カメラのブレや照明の点滅で誤魔化すのは最低最悪。
クオリティが低かろうが、そこは堂々とすべきだったと思う。
せっかくのテンポの良さやヒール役の魅力など褒め称える箇所が多いだけに、非常に残念でならない。
敢えて言う『クソ映画』である。