先日のラジー賞でみごと名誉挽回賞(新設)を受賞したベン・アフレックの黒歴史。
当時の恋人ジェニファー・ロペスと共に叩かれまくったラジー6冠作(実はコメディ)
下馬評を上回る(下回る)やばさ。これはコメディなのか何なのか。マーティン・ブレストどうした。途中でブレストしなかったのか。このキャストでこのやばさは相当やばい。
ジーリの登場シーンでもうやばい。なのに相棒のリッキーもキャラぶれぶれでやばい。救いはブライアン…と思ったら奴もやばい。これは脚本がやばい。
簡単にストーリーを紹介すると、
愛すべきアホなジーリ(ベン・アフレック)は筋肉脳でナルシスト。ギャングの下っ端だけど実は母ちゃん想いの優男。
知的障害を持つブライアンの誘拐という重要な仕事を任されるが、やたらセクシーなリッキー(ジェニファー・ロペス)が監視役として現れる。ジーリは必死で口説くが彼女はレズビアンとわかり、しぶしぶ任務を進める。ところが思わぬトラブルにまきこまれ…的な話。
まず話の一貫性が無い。下ネタ満載かと思えば、シリアスになったり、ラブストーリーになったり。終始低空飛行な分、たまにマジメなところはいいこと言ってるような錯覚すら。脚本のミソはここだったのかなと。埋もれてもうてますが…
後半はレインマン的にとりあえずきれいに終わらせようとしてる考えがやばい。アル・パチーノやクリストファー・ウォーケンのちょい役ぶりが何よりやばい。存在感ゼロ。演技というより脚本や演出がやばいっす……
フォローするわけじゃないですがベン・アフレックめっちゃ好きです。粗暴でうまくいかない若者は彼の適役だしこの作品も上手い。だからこそもったいないなとw
何もかも中途半端でゆるゆるですが、怖いもの見たさでは楽しめます(多分w)
やばいやばいゆーてますが、なぜかにくめないのがジーリの魅力。個人的にはめっちゃ好き♪