人形製造の事業を始めるため、メキシコに移住したリード一家。
娘のジェシカは工場に残っていた人形ドリーをプレゼントされ、大喜びで可愛がる。
しかしそれ以降、ジェシカは奇行を繰り返し、母マリリンを敵視するようになった。
ドリーには解き放たれた恐ろしい悪霊が乗り移っていたのだ。
遺跡発掘作業で開放されてしまった悪霊が、側の工場内にあった人形たちに取り付いてしまい、その中の1体を主人公一家の長女が持ち帰ってしまったことに端を発する一連の騒動を描いた人形物のB級ホラー。
『チャイルド・プレイ』の女の子版のような作品。
『チャイルド・プレイ』が1989年なので、本作はそのヒットによってインスパイアされた作品ではないかと推測しています。
エクソシストを微妙にパクってるかな、という印象も受けたが、観ているうちにそうでもないかなと思い始める。
内容的には小ぢんまりとしているもののそれなりの見所もあるし、話もテンポ良く進むので割と楽しんで最後まで観る事が出来ます。
ただ、グロい場面はありませんので、人形の不気味さだけですね。
チャッキーに比べると、行動も地味といえるでしょう。
そしてラストは尻切れトンボだった。
惜しいな。
1990年ですが、80年代ホラー臭漂う作品です。
でも子役の子は可愛らしい子でした。